ショウエイとアライのヘルメットの全シリーズを解説!ヘルメットの機能全て!

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アライのヘルメットの商品シリーズ別の特徴

フルフェイスシリーズ

PB-SNC2 RX-7X
アライのヘルメットRX-7X

アライの頭を守るためのコンセプト、衝撃をかわす性能を高めるためのフォルム。そのフォルムを生み出す最新のシールドシステムVASが特徴です。
通常のグラスファイバーを更に進化させたスーパーファイバーPB-SNCスクエアが採用されています。高速で走るサーキットなどでも使えるよう設計されています。

ASTRAL-X アストラル-X
アライ アストラルX ヘルメット

次世代のツアラーヘルメットそれがアストラルXです。ツーリングをコンセプトに制作されていて、逆光対策のインナーバイザーや曇り対策などがされています。
ツアラー向けのヘルメットといってもSNELL規格に対応するなど安全面でもトップクラスを誇ります。スーパースポーツ、ツアラー、ネイキッドなど幅広いバイクに適合します。

RAPIDE-NEO ラパイド・ネオ
アライ ラパイド ネオ ヘルメット

フロントの三本スリットが特徴のラパイドネオ。クラシカルな風貌を残しつつも最新のシステムが搭載されています。
アライのヘルメットの中でもトップ3に入る売れ行きで人気のヘルメットです。
最近のバイクはクラシックなスタイルを復刻したものが多いです。それに合わせてヘルメットも復刻盤のような形で復活したのです。
フロントの空気取り込み口から入った空気は口元だけでなく、うしろまで流れヘルメット内の湿気を取り除く役目があります。

XD エックス・ディー
アライ XD ヘルメット

SNELL規格に適合させつつクルージングを楽しむ層向けに開発されたのがアライのヘルメットXDです。エアーベンチレーションが独特でXDFエアーダクト、XDRエアーダクトが付いています。
一般的なツーリングを楽しむ方はXDシリーズが的確です。価格帯も手ごろでアライの主力製品の1つになっています。

VECTOR-X ベクターX
アライ ベクターX ヘルメット

ツーリングから街乗りまで幅広く対応しているのがベクターXです。ミドルクラスの商品で、ハイエンドモデルのような大型のデュフューザーを持たない分、風切り音が抑えられています。
オールマイティーに使えるよう設計されていて、体を起こした状態でも風を取り入れられるようになっています。また、インカムスピーカー取り付けなども考慮されています。

Quantum-J クアンタム-J
アライ クアンタムJ ヘルメット

アライのヘルメットのスタンダードモデルがクアンタムJです。オーソドックスなスタイルに基本的な内装やシステムを備えています。特にこだわりが無ければ、こちらを選んでも良いでしょう。
販売代理店専用のカラーなどもあり、色々選べるのも特徴です。
町中でも良く見かけるモデルなので、一般的にアライのイメージが強いヘルメットです。

フルフェイスのシリーズ別のシステム対応一覧表
システム名/ヘルメットRX-7X ASTRAL-X RAPIDE-NEOXDVECTOR-XQuantum-J
ACR2ダクト×××××
ESチンカバー×××××
ESチンカバーV××
FCSシステムパッド×××××
ICダクト3×××××
ICダクト5×××××
IPディフレクター××
NEO AMシステム内装×××××
NEノズル×
QVFダクト×××××
QVRダクト×××××
RX-7X
EPフルシステム内装
××
SAIマックスビジョン
ブローシールド
×××××
VAS-V MVシールド×××
VAS-V
プロシェードシステム
×××××
VAS-V ポスト付シールド×××××
VAS-Vリリースレバー××
VAS-Vロック×
XDFダクト×××××
XDRダクト×××××
XDマウススリット×××××
インナーサイドダクト××
インナーダクト6×××××
エアーチャンネル××××
エアフローライナ・
ベンチレーション
×××××
エアロフィン×××××
エアロフラップ××××
エコピュアー内装××
コンフォートスペース×
サイドエキゾースト
ホール
×××××
サイドスリット・
エアーチャンネル
×××××
シールドリブ×××××
システムネックパッド×
システムパッド×
システム内装×××××
スーパーアドシス
Jホルダー
×××××
スーパーアドシスLRS×××××
ディフューザー Type12×××××
デュアルフロー・
システム
×××××
ニューパワーインテーク
シャッター
×××××
ネックパッド×××××
ハイフィッティング・
アジャスタブル・
FCS内装
×××××
ブローシャッター×××××
ブローベンチレーション×××××
ヘルメットサイズ
微調整
マウスシャッター×××
マウススリット×××××
固定式エアロフラップ××

ジェットヘルメットシリーズ

VZ-RAM ブイゼット-ラム
アライ ヘルメット VZ-RAM

SZ-RAM4の後継がVZ-RAMです。軽量樹脂が使われていて軽量化されています。ジェットヘルメットですので1.4キロと他のヘルメットと比べても更に軽量です。
デュフューザーが大きく空気の流れを意識した作りになっています。前作よりも耐衝撃面も考慮されていて、シールド位置が下がっていて平面部が大きくなっています。
インカムスペースもあるのでツーリングでも利用が可能です。

VZ-RAM PLUS ブイゼット-ラム プラス
アライ ヘルメット VZ-RAM PLUS

VZ-RAM PLUSはジェットヘルメットのVZ-RAMに「 プロシェード・システムのサンバイザー」「スモークシールド」を追加したスペシャルバージョンです。
大元のVZ-RAMにオプションパーツを標準装備した物ですので、機能的には変わりません。

MZ-F エムゼット-エフ
アライ ヘルメット MZ-F

MZ-Fはフルフェイスと同等の衝撃吸収能力を目指し、PB-cLc構造で剛性を確保しスーパーファイバーベルトで補強されたヘルメットです。アライの理念である「衝撃を受け流し吸収する」が感じられる作りをしています。
MZ系はロングチークを採用していて専用の形をしたシールドになっています。
コンパクトにこだわりながらフィット感と安定性を重視し作られたインナーは、何度も試行錯誤の上完成したスペシャルなジェットヘルメットです。

CT-Z シーティー-ゼット
アライ ヘルメット CT-Z

CTシリーズはCTバイザーと顎全体を包み込むFCSシステムパットが特徴です。
ジェットヘルメットの弱点である顎を守る為に、顎を点で挟むのではなく、全体を包み込む事により守れるようにしたのがFCSシステムパットです。
CTバイザーはインナーバイザーではなく、外部バイザーです。スネル規格に適合させるため、あえてインナーではなくアウターバイザーを採用しています。他のヘルメットはスモークタイプが多いのですが、CT-Zでは不透明のバイザーになっています。

SZ-G エスゼット-ジー
アライ ヘルメット SZ-G

SZ-Gはアライのスタンダードジェットヘルメットに位置付けられています。
SZ-GはSZ-Ram4の後継機で現行のヘルメットになります。頭部ベンチレーションの部分に大きな違いがあります。
ミドルクラスとの違いは内装の取り外しが出来ない所です。価格を抑える為とはいえ、雨に濡れるなどした場合、洗う事ができなかったり交換ができないのでお気を付けください。主に街乗りの方に向けて作られているヘルメットです。

ジェットヘルメットのシリーズ別のシステム対応一覧表
システム名/ヘルメットVZ-RAMVZ-RAM PLUSMZ-FCT-ZSZ-G
〈冷乾〉内装××××
CTシールドシステム××××
CTシステムパッド××××
EPフルシステム内装×××
ICダクト5×××
MZシールド××××
MZシステムパッド××××
NEノズル・
サイドダクト7
×××
OCDダクト2××
TDF3ダクト×××
TDF3ダクト××××
VAS-Z ブローシールド×××
VAS-Zリリースレバー×××
ZRシールド××××
アジャスタブル・
イヤーカップ
×××
アジャスタブル・
システム内装
×××
インカムスピーカ対応×××
インナーダクト6×××
ウインドシールエッジ××
エアロスタビライザー×××
エコピュアー内装×××
サイズ微調整×××
サイドエキゾーストホール××××
サイドダクト5××××
システムストラップカバー××××
システム内装××××
スーパーアドシスLRS×××
ディフューザー Type12×××
ネックスリット××××
ハーフネックパッド××××
ブローシャッター××
ブローベンチレーション×××
プロシェード・システム×××
ヘルメットサイズ微調整××
メガネ用スリット×××
リブエンドエキゾースト××××
固定式
ハイフィッティング内装
×××

オープンフェイスヘルメットシリーズ

CLASSIC MOD クラシック モッド
アライ ヘルメット CLASSIC MOD

カフェスタイル、オールドスタイル、アメリカンなど向けのヘルメットがCLASSIC MODです。シールドが付いていないので、街乗り専用にするかゴーグルを利用すると良いです。ファッション重視のスタイルですのでグラフィックモデルも4パターン出ています。
バブルシールドやスモークシールドなど好みに合わせてカスタムできるのが人気です。また、オリジナルペイントのベースとする方も多いです。

S-70 エス70
アライ ヘルメット S-70

S-70は1970年代から変わらず販売されているモデルです。JIS規格に適合していますが、昔からあるスタンダードなヘルメットですので、内装の交換もできませんしエアーベンチレーションなどもありません。昔の郵便配達の人が被っていたようなヘルメットですが、一部の愛好家の為に残しているのでしょうか?
値段が安価ですので選ぶ方もいるようですが、同じ値段でしたらOGKカブトなどを選んだほうが良いと思います。

オフロード シリーズ

TOUR-CROSS3 ツアークロス 3
アライ ヘルメット TOUR-CROSS3

「頬よりも下あごで支える」がコンセプトのヘルメットです。Facial Contour System(フェイシャル・コンター・システム、FCS)が採用されています。FCSとは頭部を包み込む基本形状を頬ボトムまで広げ、頭部全体を均一にホールドする形状です。
オフロードはゴーグルを採用する事が多いのですが、TOUR-CROSS3はゴーグルよりも広い視野を優先する為、スクリーンを標準搭載しています。
内装は速乾仕様、熱を奪う冷却仕様となっています。

  • MD-2
  • FCSシステムパッド
  • TDF3ダクト
  • TXエアロフラップ
  • TXピンロックブローシールド
  • TXマウススリット
  • アジャスタブルシステムパッド
  • アジャスタブルシステム内装
  • インナーダクト6
  • エマージェンシータブ
  • サイドエキゾーストダクト
  • システムストラップカバー
  • デュアルピボット開閉システム
  • デュアルファンクションシャッター
  • ネックパッド
  • ブローシャッター
  • ヘルメットのサイズ微調整
  • マルチパーパスヘルメット
  • 冷乾内装
V-CROSS4 V-クロス4
アライ ヘルメット V-CROSS4

MXライダー向けなのがV-CROSS4です。ゴーグルを利用する事が前提になっており、ゴーグルを固定するための、ゴーグルロケーターがあります。ディフューザーはネジ一本で取り外し可能で、ゴーグルバンドストッパーの役割もあります。
内装は全て取り外し可能です。
VAマウスカバーはクラッシュ時に外れるようになっていて安全性を確保しています。

トライアル シリーズ

HYPER-T ハイパー-T
アライ ヘルメット HYPER-T

アライ唯一のトライアル用ヘルメットがHYPER-Tです。通常のフルフェイスやジェットヘルメットよりもコンパクトで軽量にできています。重さは約1100g前後とヘルメットの中でも最軽量の部類に入ります。
競技用モデルの観点からメッシュ内装を採用し、エンジン音など環境音も拾えるように工夫されています。また、内装は抗菌・消臭機能もあります。

HYPER-T PRO ハイパー-T プロ
アライ ヘルメット HYPER-T PRO

HYPER-Tに専用ロックガードを装着した物がHYPER-T PROです。
その他、あご部分の拡大、チークガードを40mm延長、内装の変更など安全性をUPさせています。内装は衛生面にも気を使い、ストラップまで丸ごと取り外しが可能です。
通常のHYPER-Tと比べ定価で5000円の違いですが、市場価格はほとんど違いはありません。出来ればプロの方を購入する事をおすすめします。

ショウエイとアライのS,M,Lサイズの表記の違い

ショウエイもアライもSMLといった表記がありますが、アライの公式ホームページではセンチで表記されています。しかし通販などではSMLで表記されている場合もあります。
また、ショウエイはJIS規格製品とJIS規格+SNELL規格でサイズが異なります。

  • アライのヘルメットは主に5種類XS~XLまでが主流。(ホームページではセンチ表記)
  • ショウエイのヘルメットは主にJIS規格製品とJIS規格+SNELL規格が主流でサイズが分かれます。
  • サイズは全て、頭のこめかみ部分の外周サイズです。
  • OGKカブトはフリーサイズが存在します。

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